【実録】コンカフェの考察③

前回は実際にコンカフェで過ごした推し活をバーっと書いていきました。今回はさらにその経験から学んだいろんなことをまとめていきたいと思います。

前回の記事はこちら

客としての心得・スタンス

個人的に「いい客」とは。自分が通う上で意識していたことをまとめます。

コンカフェ家訓

  1. まず考えれば分かることは考えろ。主観や自我だけで動くな。
  2. 好きな子に好かれたいなら、好きになってもらえる姿でいろ。
  3. 周りの客と比較するな。嫉妬なんて言語道断。かまってちゃんすぎ。
  4. 俺が1番だ。と思える行動を取れ。金とかステータスの誇示はダサい。
  5. ルールは守れ。なんの為にあるか理解しろ。
  6. キャストも人。会いたくても会えない。触れたくても触れられないのは同じ。楽しめ。
  7. 楽しむ為に節度を保て。お前が楽しむために、他の誰かが楽しめない。にならないようにしろ。
  8. 客ではなく一人の男として、女性を敬え。紳士じゃなくていいから真摯であれ。
  9. 行動する指針は一つ。どちらの方が「かっこいい」かどうか。
  10. 見た目は自分なりに磨け。輝くから。内面こそもっと磨け。
  11. 相手は接客のプロであると忘れるな。心理を読み取るのも対応も慣れてる。
  12. そんな相手を揺さぶれるくらい深い人間になれ。
  13. 言葉には責任を持て。約束放棄したり、嘘ついたり、傷つけたりするな。
  14. 意味深ツイートとかツイ消しとか、かまってちゃんは本当にダサい。
  15. 人を軽く扱う奴は、自分も軽く扱われるからな。人は鏡。
  16. 不満や文句を言う前に自分を見ろ。大体お前が悪い。傲慢だ。
  17. 思いやりを履き違えるな。空気を読め。勘違いすんな。金払え。
  18. 自分だけじゃなく、推しもキャストも楽しい時間を心掛けろ。
  19. 希望を持つな。とは言わない。でも限りなくない。期待するな。驕るな。謙虚でいろ。

相手の気持ちを汲み取る。信頼される相手である。器のデカい人間でいる。危なくない・間違いを犯さないという信頼はとても重要。思い通りにならないから文句垂れるのはただのガキ。そこまで貫いても手に入るなんて思うな。
「本当にかっこいい男」とは。「好きになってしまう男」とはどんなかイメージしろ。

普段言葉にしないけど、俺が一番いい客。だと思ってるし、だからと言って驕らない。推しだけじゃなく、みんなの考えてることや気持ちは汲み取るし、ドリンクも1度も断ったことない。「俺がカッコよくいい客」でいることは「推しの自慢の客」になることで、「推しも俺を大事にする」。

希望のない世界で、希望をこじ開けるには、他の客と同等のことをしててもダメだと思うし、ナンバーワンは当たり前として、オンリーワンになれるだけの努力が必要。
ナンバーワンって、ナンバーツーやスリーもいるわけで同じ土俵じゃん?俺は同じ土俵に立ってその中のトップになりたいわけじゃない。オンリー。特別枠。

キャストも一人の人。自分の人生や生活があるわけで、その人生や生活に必要な人間である印象を残せれば希望もこじ開けられる可能性があると思いませんか?繋がりたい、話したい、会いたいと相手に思わせられれば可能性は広がってるよね。それが俺のコンカフェ攻略。

「推しの推し」になれたら勝ちかな〜って。

コンカフェの心理ロジック

その辺にいる普通の女の子を神格化することで追いたくなる形を作るためにルールを設ける。

  • 話す為にはお金がかかります。
  • 触れることはできません。
  • 素性が分かるようなことは聞けません。
  • 写真撮るのはお金かかります。
  • 嫌がることはしないでください。

コンカフェだから成り立つけど、普通の社会で考えたら何様?どころではない。

俺と話す時間にも価値はあるし、俺と写真撮るのも価値あるし、何を自分たちの価値をお金に変えて取ろうとしてるんだ。と思うけど払う奴がいるからなんだよね。

要は慣れてくると分からなくなりがちだけど、意味わからん条件突きつけられて、それが当たり前だと思ってお金払ってる。何故ならモテない、女子となかなか話せない男には価値ある時間の提供になるから。自分を受け入れて、褒めてくれて、屈託なく相手してくれるから。

でも別に女子と話すの困ってるわけでもないし、なんで女子と話すのに金払わなくきゃいけないの?って思ってる男からすると、まぁ意味がわからなくはなる。

好きな子と過ごす時間に価値はある。それは分かる。それを疑似恋愛感覚を作って金を取るビジネスである根本を忘れてはいけないと思う。分かってないと勘違い男が大量発生する。

キャストの言葉を信じたくなる気持ち。どこまでいっても信じてはいけない事実。
「好きだよ」という言葉の真偽。嘘はつかなくても本音でもない。ライクとラブを理解しろ。

  • (お客さんの中では)「好きだよ」
  • (好きか嫌いかで言えば)「好きだよ」
  • (友達的な)「好きだよ」
  • (今いる人の中では)「好き(寄り)だよ」

とか文脈は教えてくれないから、勘違いしないで疑ってた方がいい。心の中で。

間違ってもキャストに「本当に〜?」とか信じられないわ〜って言わない方がいい。

かわいいと仕事の関係

今まで女性誌の編集や女性向け商品を作ってきた故に思うことがあって、女の子はみんな何かしら「かわいらしさ」っていうのはどんな子も持ってると思う。もっとかわいくなりたい。って願うことがもうかわいいって思ってたりもする。それは女の子というより、人のかわいさ。みたいな。
だから個人的には、かわいくなろうと努力してる子が好き。不器用でもいいし、いつだって人生発展途上なんだから。

↓個人的に思う部分まとめてますが、容赦無くえぐる思想強めなので注意。

その子がやりたくて、未来を見据えたことなのであれば、「かわいい」とか見た目を武器に働くのもいいと思う。

コンカフェのいいところ

承認欲求と自己肯定感の補填
「自分の話を否定されず、笑顔で受け止めてもらえる」ことで、日常で得にくい“自分自身の価値”を感じられる。これはモテ不全だけでなく、仕事や人間関係での疲れを癒す役割も果たします。

擬似的パーソナルな関係性(パラソーシャル・インタラクション)
キャストとは“長期的な関係”ではなく、一度の訪問ごとに効率よく親密感を得られるほどよい距離感。これが「また行こう」というリピーター心理につながります。

ファンタジーの消費と役割演技
コンセプトに浸る“非日常体験”は、現実では叶わない自己像を演じることでストレス解消に。かわいい女の子と接するのは、その演劇的演出の一部です。

コミュニティの一員である安心感
同じような趣味や悩みを持つ他のお客様もいるため、「オタクだから」というマイナスの烙印がない。『居場所』としての機能も大きいでしょう。

かわいい子と、楽しくおしゃべりできて、お酒も飲めて。仲良くなってくると友達とほぼ変わらないし、仕事で嫌なことあっても浄化されたり、愚痴を話したり。

コンカフェのよくないと思うところ

1. 金銭的負担が大きい

  • 単価が高い
    • チャージ+ドリンク・チェキなどを積み重ねると、1時間あたり数千円、場合によっては1回の来店で1万円以上かかることもある。
  • つい延長・追加注文してしまう
    • キャストとの会話やチェキ撮影などで盛り上がると、「あと10分」「もう1杯」を繰り返し、予想以上に支出が膨らみやすい。あんまり無理なスケジュールでキャストを動かすような行動を取ると器の小ささが見えてしまうし、他の客からヘイトを買う可能性もある。
  • ポイント制度やイベント特典でさらに課金を促される
    • 「推しキャストの誕生日イベント」などイベントごとで財布のひもが緩みがち。推しへの気持ちをわかりやすく伝える尺度がお金になってしまう世界。

2. 感情のアップダウン・精神的負担

  • 「特別視されている感」が一方的すぎる
    • 目の前で優しくされることで一時的に満たされるが、現実に戻ると孤独感や物足りなさが強まる場合がある。
  • パラソーシャルな関係の危うさ
    • 客側は「本当の気持ち」を引き出してもらえると信じやすいが、キャストのサービスはあくまで演出。真剣に恋愛感情を抱くと、期待が裏切られたときの心のダメージが大きい。
  • 会話を続けるプレッシャー
    • 「何を話せばいいかわからない」「会話のネタを準備しなきゃ」と感じると、リラックスできず疲弊しやすい。
  • 周囲の視線・後ろめたさ
    • 「オタクの世界」を外部の友人・家族には隠している場合、来店後に罪悪感や後ろめたさを感じることがある。

3. 依存・中毒性

  • “推しキャスト”への過度な執着
    • あるキャストに惚れ込みすぎると、「会いに行かないと不安」「次の出勤日を頼りに日々を過ごす」など、生活リズムが乱れるケースも。
  • 常連になることで競争心理が生まれる
    • イベントでの上位指名やポイント獲得など、ほかの常連客との比較意識がストレスになることがある。
  • 精神的投資が大きく返ってこないことへの苦しさ
    • 結果的に、送り続けたドリンク代やチェキ代ほどの“本当のつながり”は得られないと気づき、深い虚しさを抱く場合がある。

4. 期待とのギャップ・失望感

  • 実際のコミュニケーションが短時間で終わる
    • あくまで「接客サービス」なので、会話時間は限られている。期待したほど会話が続かなかったり、初対面のぎこちなさを感じると拍子抜けすることがある。
  • スタッフの当たり外れがある
    • 具体的には「今日は機嫌が悪そう」「淡々と仕事しているだけ」に見えてしまう日もある。気に入っているキャストが不在だとモチベーションが下がりやすい。
  • 演出の過剰さが逆に居心地を悪くすることも
    • 定型文(「お帰りなさいませ」など)のやり取りがくどく感じる人や、“非日常”すぎてかえって疲れる人もいる。

5. 人間関係・コミュニティの複雑さ

  • 依存客への視線
    • お店側は長期的な常連を大切にするが、一方で「依存しすぎている客」「他の客に迷惑をかける人」は陰で苦言を言われたり、キャストの対応が変わることもある。
  • トラブル時の居場所の狭さ
    • キャストや他の客とのトラブルが起きたとき、限られたコミュニティ内で居づらくなりやすい。

ふと気になって考えた

物事の裏を考えちゃうクセがあるので、考えてみた。

まとめ

ひとまずここでひと段落。
ながーく書いてきましたが、今でコンカフェというものに通って2年4ヶ月くらい?
トータル1000万は余裕で超えるくらい使ったけど、何が得られたか。と言われるとよくわからない。
後悔してるか。と言われれば、特に後悔はしていない。楽しい時間を過ごしたから。
その楽しい時間に1000万以上の価値があるか。と言われれば、それはそうでもない。同じような楽しみはもっとお金かけずにできる。
結局は自分が楽しいか。いい時間だったか。いい思い出ができたか。
でもそれは金を払ってるからといって与えられるばかりではなく努力だって必要。人なんだから。

だから無理せず、楽しみたい形で、でも人に迷惑をかけることなく(当たり前)、行けばいいと思う。